タクシー代わりに「救急車？」消防庁が救急車の実態を調査（今頃？）

「えいしん」です。



ヤフージャパンのニュースサイトで、「救急車タクシー代わり　調査へ」という
見出しが気になりました。



車を運転していると、結構「救急車」がサイレンを鳴らして走行しているのを
見かけます。



周囲のドライバーは、「この1秒が人の命を助ける」と思いながら、車を道路の
端に寄せて、救急車に道を譲ります。



その様な救急車が搬送している人間が、実は「ピンピン」していて、救急車を
「タクシー代わり」に利用しているとしたら、しかも、その費用は全て「税金」
です！



確かに、以前より、救急車の出動件数が上昇を続けていて、その中には、
「緊急性が低いケース」が結構あるらしい、という噂は、立っていました。



以下、ヤフージャパンのニュース記事です・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・救急車の出動数が増え続ける中、総務省消防庁は、タクシーの代わりに出動を
要請するなど必要性が低い利用の実態を調べる方針を固めたそうです。（←固めるの
遅い！）

・不急の出動を減らすなど、効率的な運用につなげるそうです。

・２０１８年にも始めるそうです。（←始めるの遅すぎですよねっ！；笑）

・２０１５年の救急車の出動数は１０年前より１割以上増えて、初めて６００万件
を超えたそうです。

・タクシー代わりや軽い症状で利用する例も含まれているとみられるが、詳細な
データはないそうです。（←何故？データが無いのでしょうか？）

・出動の要請が増えると、遠くの消防署から救急車が駆けつけることになり、
現場到着が遅れる懸念がある。（←全くその通りだと思います。）

・このため、消防庁は今年度から統計の見直しに着手するそうです。

・自治体や専門家の意見を踏まえ、現場の救急隊が緊急性が低いと判断したケース
のうち、
「無料であることが目的」
「医療機関で優先的に診てもらうことが目的」
「受診できる医療機関がわからなかったことによる要請」
「軽いけが」
など、９項目に当てはまるものを「必要性が低い」と位置づけて集計する
そうです。

・項目の内容は必要に応じて改定するそうです。

以上が記事の内容でした。カッコ書き（←○○○。）は、私のコメントです。



まず、第一に、「緊急性の高さの基準」が難しい気がします。



明らかに、「タクシー代わり」に使う人や、余りにも軽いけがで、自分で動ける
人等、「非常識な人間」は、統計を取るまでもなく、救急車として「搬送拒否権
（こういうのがあれば）」を行使すべきです。



しかし、色々な事情で、本当に「助けて欲しい」というけが人や患者さんに
ついては、その細かい状況や事情等をきちんと考慮することも必要なのでは、
と感じます。



兎に角、「命を救うために一刻を争う」救急車だと信じて、道を譲るドライバーや
歩行者を「がっかり」させないで欲しいと思います。



それでは、お疲れさまでした。