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ヒット商品の鉄板は、何といっても「ネーミング・命」だと思います。

「えいしん」です。



以前、ニュース記事で、「ネーミング変更で売り上げ17倍になった靴下」というのを
閲覧しました。



その記事を見て、どんなにその商品が素晴らしくても、「ネーミングがNG!」である
のならば、ヒット商品になりずらい!(;笑)、と感じました。



例えば、芸能界の「アイドル」にしても、「山田花子」では。どんなに「歌唱力」や、
「パフォーマンス力」や、「ルックス」があっても、「お笑い芸人」にはなれても、
「アイドル」にはなれないのだと感じます!(;全国の「山田花子」様、本っ当に、
スミマセン!)。



逆に、「ネーミングが、神技!」であれば、中身が「素人!」でもそこそこ「売れる!」
ような感じがします。



という訳で、今回は、「NGなネーミング」を「グッジョブ!・な・ネーミング」に
修正して、「実際の商品は優れているのに、ネーミングで損をしていた商品」
が、「グッジョブなネーミングに変更して、「バカ売れ!」したもの」について、
「ググって」見ました!(;笑)。



☆脱!ネーミング!その①
「三陰交をあたためる」→「まるでこたつソックス」
(脱いで60分後も温かさ持続=「こたつ」を確信)

・・・これは、私も感覚的に「三陰交???」・・・これは、はっきり言って「OUT!」
ですね(;笑)。

ネーミングに「陰」の文字が入っていること自体、「OUT!」でしょう!(;笑)。

商品のターゲットが、「お年寄り」だったのも、「NG!」だと思います。

絶対に!若い人は、「三陰交」・・・買わないですよね!その意味すら、???ですね。

その「NGなネーミング」を、「まるでこたつソックス」にネーミングを変更した事は、
本当に「グッジョブ!」だったと感じます。

2018年に70周年を迎える靴下メーカーの岡本は、2013年に「三陰交をあたためる」
を発売したそうです。
三陰交は、足のくるぶしの指3本分ぐらい上にあるツボで、刺激すると冷えに効くと
いわれているそうです。
冷え対策の靴下として、明治国際医療大学と共同開発した特許技術の温熱刺激を使い、
商品化したそうです。
冷えに悩むシニア世代をターゲットに、漢方をイメージしたパッケージにしたそうです。

・・・「シニア世代といっても50代、60代のマインドは若く、“上の世代をイメージ
したパッケージ”といった意見も寄せられ、売れ行きは不調だったそうです。

当時の担当者が打ち合わせを重ねるなかで、“まるでこたつみたいだね”という意見
が出たそうです。
商品は、脱いでから60分後も温かさが持続することが実証されていて、こたつと言い
切ってもいいのではないか、また、他社との差別化にもなるため商品名にしたそうです。

靴下サプリシリーズは13種類が販売されたそうで、主力商品の着圧タイプの靴下以上に
、「まるでこたつ──」が人気になったそうです。

秋冬の数量限定商品だったのが、予想以上のペースで完売したそうです。

2016年は、前年比約4倍量産したそうですが、予定数をオーバーし、売り上げは、
’13年の「三陰交──」と比べると、実に17倍以上にのぼったそうです。



☆脱!ネーミング!その②
「缶入り煎茶」→「お~いお茶」
(きっかけは、問い合わせと、大学生の意識調査)

1990年に発売された「世界初!」のペットボトル入り緑茶「お~いお茶」は、
「缶入り煎茶」から誕生したそうです。

「缶入り煎茶」は、1984年に商品化されたそうですが、当時は“お茶はタダで飲む
もの”といった意識が強く、小売り店や消費者には抵抗感があったそうです。

営業にも苦労するなか、新幹線のホームで弁当と一緒に「プラスチック容器入りの緑茶」
が売られていることに目をつけ、弁当店や当時増え始めたコンビニエンスストアに販路
を求めたそうです。

取扱店舗は増えたそうですが、売り上げは伸び悩んだそうです。

低迷していた緑茶(リーフ)市場の活性化と知名度向上を信念としていたそうですが、
消費者から「“煎茶”の読み方がわからない」と問い合わせが入ったそうです。

その後も、「まえ茶? ぜん茶?」、「日本のお茶か?」といった声が相次いだことを
きっかけに、大学生の意識調査を実施することにしたそうです(何故、大学生?)。

その調査で「日本茶をなんと呼ぶか?」の問いに、ダントツ1位は「緑茶」、「日本茶」、
「グリーンティー」が続き、「煎茶」は4位という結果に衝撃を受けたそうです。

そうした結果を受けて、若年層との認識のギャップに商品価値の見直しを図ることに
なったそうです。

緑茶は家庭的で、自然な飲み物であることを訴求することや、台頭するコンビニの
ショーケースから消費者に語りかけるイメージと、’68年からCMに出演していた、
俳優の島田正吾さん(故人)が、おっとりとした口調で呼びかけるなじみのあった
フレーズ「お~いお茶」を商品名にしたそうです。

容器のデザインは、自然な飲み物を具現化するため、古くは水筒にも使われた「竹」を
イメージしたそうです。

’89年に「お~いお茶」へとリニューアル発売された初年度の売り上げは「40億円」
で、「缶入り煎茶」発売初年度と比べると「約6倍に!」・・・翌年のペットボトル入り
が販売されて以降、売り上げは右肩上がりだったそうです。

今では、海外や訪日外国人にも人気の緑茶ブームの一翼を担っているそうです。



☆脱!ネーミング!その③
「日清カップカレーライス」→「日清カレーメシ』」
(新ジャンルのカレーにシフトチェンジ)

国民食の「カレーライス」を、即席カップライスにした「日清カレーメシ」。

現在では、日清食品を代表するブランドのひとつに成長しているそうで、カレー以外
にも、「ハヤシメシ」など、さまざまなバリエーションも販売されているそうです。

しかし、過去には、わずか半年余りでネーミング変更した経緯があったそうです。

カレーメシの前身となる、「日清カップカレーライス」は、ライス、カレールー、
具材が一緒になったボックス型の容器に水を入れて、電子レンジでチンするだけの
調理の簡便性を売りに、2013年9月に発売されたそうです。

消費者からの、「おいしさ」に対する評価は、非常に高かったものの、「ごはんとカレー
ルーが分かれていない」、「最初から混ざっているのは、カレーライスじゃない」、と
いった意見が多く寄せられたそうです。

こうした反響を受けて、ブランドコンセプトを見直すことになったそうです。

トータルプロデュースは、ユニクロのロゴデザインなどで知られるアートディレクター
の佐藤可士和さんが手がけたそうです。

「ルー」でも「レトルト」でもない、新ジャンルのカレーをイメージさせ、かつ、
「シンプル」でわかりやすい「カレーメシ」とし、デザインも一新して’14年4月
に発売したそうです。

ブランドコミュニケーションでは、“理解不能な新しさ”をコンセプトに、ターゲット
を若年層の男性に絞り、ゆるキャラ“カレーメシくん”が登場するユニークなCMや
SNSを展開したそうです。

「カレーメシって何?」、「ヤバい、面白い、おいしい」、「ぶっ飛んでいる」など、
大反響を呼ぶことになったそうです。

2016年8月には、電子レンジ調理からカップにお湯を注ぐだけの“湯かけ調理”に
リニューアルしたそうです。

さらに調理が手軽になったこともあって、リニューアル後、1年間の売り上げが、
前年比の2倍になったそうです。

ブランド誕生から4年、認知度も売り上げもアップし、「日経トレンディ」で“2017年
ヒット商品ベスト30”にも選ばれているそうです。



☆脱!ネーミング!その④
「モイスチャーティシュ」→「鼻セレブ」
(100案から命名、鼻アップの動物写真も人気に)

日常生活の必需品、「ティッシュ!」。

その中でも、“保湿ティッシュ”の代名詞ともいえる「鼻セレブ」。

その前身は、1996年発売の「モイスチャーティシュ」だそうですが、当時は
“保湿ティッシュ”というカテゴリーが確立していなかったことや、パッケージ
デザインが店頭で目立ちにくいなどの要因で、苦戦したそうです。

購入利用者からは、「使用感がとてもよい、デザインも品のある美しい青色で高級感が
ある」といった好意的な声がある一方で、保湿ティッシュを手に取ったことのない
消費者も多かったそうです。

そのため、商品を試してもらうための方法を模索するなか、ネーミングやパッケージ
デザインの変更が検討されたそうです。

「当時、モイスチャーティシュを担当していた企画部員・デザイナーなどの企画会議に
おいて、代案となる商品名が100案近くあがったそうです。

そのなかのひとつが「鼻セレブ」だったそうです。

当時の企画部長が、その商品名にピンときたことをきっかけに、その素案を、時間を
かけて、現在のデザインまでにブラッシュアップし、商品化にこぎつけました」
(王子ネピアマーケティング本部)。

当初は、人間の鼻をデザインして面白さを押し出そうという意見もあったそうですが、
“しっとりふわふわ”“やわらかい”など商品イメージにもあった、白くてふわふわ
した動物をパッケージに採用したそうです。

2004年に、リニューアルした、「鼻セレブ」が誕生したそうです。

発売直後から、ネーミングやデザインに、「かわいい」、「癒される」、「おしゃれ」、
「面白い」といった多くの反応が寄せられ、保湿ティッシュの認知アップと利用者が
増えたそうです。

発売翌年の’05年以降は、販売店舗数が加速し、売り上げは、現在も、
「モイスチャーティシュ」の10倍以上になっているそうです。



このように、どんなに素晴らしい商品を開発しても、「ネーミングがNG!」であれば、
その商品は、「売れない!」という感じですね。


以下、この様な「ネーミング」について、専門家の方は、おっしゃています。

「ブランドネームはいわば“名は体を表す”であるそうです。

名前変更で売り上げがよくなるのは、ブランドコンセプトを表現する名前と消費者
の主観・感覚とがマッチするからだといえるそうです。

「まるでこたつソックス」は、使用効果をストレートに理解させ、「鼻セレブ」は、
セレブという贅沢なイメージから鼻へのソフトな肌触りを連想させ、「カレーメシ」
は、カテゴリー創造による新奇性を感じさせ、「お~いお茶」は、父が「お~い
(お母さん) お茶(いれて)」と言う姿を想像させる、という事だそうです。



このように、私たちは、「言葉」から、何らかの解釈・意味づけを行い、ブランド
イメージをもつそうです。



ブランドネームは、これらを記憶から思い出す“取っ手”の役割をし、よくできた
「名前」ほど、購買時に一連の記憶が無意識によみがえり、選択されやすく、購買や
売り上げにつながる、という事だそうです。



確かに、一度聴いたら「忘れられない、ネーミング」、ありますよね!



例えば、「たんすに・ゴン」、「消臭・リキ」、「夏は・キンチョウ」、「早めの・パブロン」、
等々。。。



それでは、お疲れさまでした。
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コメント

こんにちわ、えいしん様

えいしん様、こんにちわ~
おお、記事も更新おつかれさまです!

さっそくですが、ネーミングは大切ですよね
その商品のインパクトは名前かもしれません。
代表作のひとつには、写ルンですなんて使い捨てカメラもありましたよねv-290

名前は商品を表す、大事な心臓部かもしれません☆

お疲れさまでした^^


こんばんは^^

商品名の良し悪しはやはり、大切ですよねぇ・・・
アイドルでもそうですが、やはり一般的すぎる名前は、インパクトが薄いですね^^;
かと言って、奇をてらい過ぎた名前も逆効果^^;
ネーミングって、難しいですね^^;

こんばんは!

本の売れ行きもタイトルの影響が大きいと言われていますね。ヒット商品はまずは名前でいかに新規を獲得するかにかかっている感じがしますね(^_^;)

No title

確かにネーミングというのは、
商品の売り上げにも影響しますし、
ネーミングというのは本当に大事ですよね(´∀`)
分かり易かったり、インパクトがあったりと色々なネーミングがありますが、
一度聞いたら忘れられないというのは大事ですね~。

No title

たしかにネーミングは大事ですよねー。
話聞いた限りでは、インパクトがあって
なおかつ何の商品か一発でわかるということでしょうか。
自分もブログのタイトルに一番悩みました。

No title

こんにちは

ネーミングは確かに商品の命ですね。
仰る様にいくら商品そのものが良くても、商品名がパッとしないと売れないと思います。
各企業の商品開発部も相当な予算をつぎ込んでいるので、ネーミングでコケてしまうと本末転倒ですね。
ネーミングは、商品を消費者にイメージさせる必要がありますが、語呂合わせや覚えやすさも大切です。CMなどでそれがマッチすると、自然と消費者も口ずさんだりしますし・・・
今の時代、消費者も直ぐに食いつく割には、離れるのも早いので開発側は大変ですね。

なるほど~

お名前は、大事ですよね。
こんなに人気なのに
元は、違った商品があるんですねっ。
せっかく良いモノも
お名前だけで売れないのは、
もったいないのですけど
やっぱり中身もちゃんと
してたからですねっ。

がちょー様、コメント有難うございます!

がちょー様、えいしんです。

仰る通り、素晴らしい商品も、「名前次第」
では、売れないこともあるという感じです。

「名前負け」しても、きっと売れるのは最初だけ
なのかも、ですが(;笑)。

お~~!、「写ルンです」!、、、今は、デジカメ
やスマホの写メで、「データ保存」で「プリント不要」
ですものね!

でも、「写ルンです」、とっても売れた様ですし、
ネーミングセンス、「グッジョブ!」でしたね!(;笑)。

それでは、お疲れさまでした。

東京03系日比谷線@『マリユカ』の養父 様、コメント有難うございます!

東京03系日比谷線@『マリユカ』の養父様、えいしんです。

仰る通り、「名前」は、きっと多くの人が一生懸命考えて、
これなら売れる!というものを採用しているのだと思います。

しかし、同じ商品なのに、名前を変えただけで「ヒット商品」
になるのも、また、事実。

名前を付けるのって、結構、「仕事」になったりして!!!

それでは、お疲れさまでした。

黒猫様、コメント有難うございます!

黒猫様、えいしんです。

仰る通り、書籍も、その「タイトル」、とっても重要な感じがします。

タイトルだけで、その中身に興味が出るような、そんな凄いものなら
売り上げ倍増!(;笑)、ですね!

それでは、お疲れさまでした。

ツバサ様、コメント有難うございます!

ツバサ様、えいしんです。

仰る通り、名前を聞いただけで、その商品が思い浮かぶ!
これって、凄い事ですよね。

勿論、その商品がきちんと「良いもの」であることが条件
だと思いますが。。。

それでは、お疲れさまでした。

ponch 様、コメント有難うございます!

ponch 様、えいしんです。

お~~~~!「ブログのタイトル!」ですか~。
そこに、「行っちゃいますか~~!;笑」。

とっても、「痛い所」を突かれました!(;笑)。

私も、ponch様の様に、「カッコ良いタイトル」を
沢山考えたのですが、結局、「えいしん」のブログ・・・
(そのまんまやんけ~!;笑)。
で、「自分で、呼び捨て」が、悲しくて、「えいしん・さん」
(って、自分を「さん付け」かい~~!;笑)。

・・・・私にとって、「ブログタイトル」は、まさに、
「黒歴史」、です(;笑)。

それでは、お疲れさまでした。

芽吹様、コメント有難うございます!

芽吹様、えいしんです。

仰る通り、素晴らしいネーミングは、何年たっても
それを聞くと、その商品が思い浮かぶ、という、凄い
「効果」があるような感じがします。

その名前を聞いただけで、何となく、その商品が「何か」
分かってしまう・・・、そんなネーミング、素晴らしい
と思います。

私の「心のブロ友」の訪問者様も、「写ルンです」紹介
頂きましたが、まさに、これも、名前が「使い捨てカメラ」
的な感じであったら、記憶にさえ残らない感じです。

本当に!「CM」のイメージソング!、これって、反則級
に、脳に沁みつきますよね~!;笑。

私の心に沁みついている「CMソング」は・・・、年がばれそう
なので、この辺で辞めますね!(;笑)。

それでは、お疲れさまでした。

TYPE MM04様、コメント有難うございます!

ヒット商品新たなTYPE MM04様、えいしんです。

仰る通り!、中身がしっかりしていてこその、ネーミング
の変更による「大ヒット!」だと感じます。

そう考えると、素晴らしい商品なのに、「名前のおかげで」
売れなかったもの、きっとあるに違いありません!

そ~いえば、元西武の「野村監督」は、「もう、使えない」
といわれた選手を「再生する、エキスパート!」と言われた
記憶があります。

内容は違いますが、せっかく良い商品なのに「売れなかった」
ものを、「新たな・ネーミング」で、「ヒット商品に生まれ変わらせる」
ことが出来るのであれば、それって、立派な「仕事!」ですよね!

それでは、お疲れさまでした。

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